エクソソームの分析
メディカル・プロテオスコープのプロテオーム受託分析
細胞間のコミュニケーションを媒介する膜構造として細胞外ベジクルが注目を集めています。そのなかで一番小さい粒子に分類されているエクソソーム(直径30~200 nm)は、内部にタンパク質やmicroRNAを含有しており、膜表面に局在しているタンパク質分子とともに疾患の治療や予後診断への応用が期待できます。当社ではエクソソームの分析を富士フイルム和光純薬株式会社との共同で実施します。
富士フイルム和光純薬との提携
エクソソームの精製は富士フイルム和光純薬が担当します。精製試料の総タンパク質定量と粒子数・粒子径分布の測定まで実施し、精製の成否を検証します。検証済の精製物は、MPSにてプロテアーゼ加水分解以降の工程に供します(下図)。
分析の分担
分析の対象
・培養細胞、培養上清
・血漿/血清
・尿
などの体液、液体成分が対象です。
本サービスの詳細は富士フイルム和光純薬の下記ウェブサイトをご覧ください。
サービス全体: https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/custom_service/products/95157.html
アフィニティ精製の原理: https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/category/lifescience/exosome/
2019年11月20日更新
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